決算発表予定が続く2/7~10。

2/7 応用技術(4356)

通期決算発表。前回の記事に記載の通り、このタイミングではあまり株価は反応しないかもしれない。

去年と同じ位の第4四半期を過ごしたとすると、1株当たり利益は120円から130の間ぐらいになると思われる。その場合、今の株価1971円からすると、特にサプライズではないと思う。また、去年はこのタイミングで強烈に保守的な次年度数字計画を出したが、今回も同じような超保守的な数字を出す気がする。で、それも株価には影響は無いような気が。(相変わらず感)

2/7 チャームケア(6062)

前回の記事にも書いた通り、2021年8月に出した強気な中期経営計画が、今回の第二四半期決算の結果で、リアリティーがあるのかないのか投資家に見極められるタイミングと思われる。私個人的には実現できる数字だと思っているので、株価は上がる可能性がそれなりに高いと思う。

2/8 日新

第3四半期の決算発表予定。

去年の同じタイミングで、決算と合わせて上方修正を出した。その一方で、3ヶ月前の第二四半期の決算発表のときには、1週間前に上方修正を出していた。

今年このタイミングでサプライズがあるとすれば、馬車道駅前の開発案件の詳細条件の発表が出る可能性がある。そろそろ詳細条件が固まってもおかしくない時期。当然上方修正の材料になる。前回の記事に書いた通り、借地にする予定なので、地代がいくらなのか気になるところ。

また、コロナで物流が逼迫しているので、それが原因でさらに利益が上ブレする可能性もあるかと思います。

2/10 ヴィスコテクノロジー

第3四半期の決算発表予定。中期経営計画をそろそろ出してくる可能性がある。現時点では「コロナの影響で先行きが見通せない」として出していない。出すとすれば、この会社のノリからすると、相当強気な計画を出すと思われる。株価にも上方向の影響が出ると思う。

でもまあ、まだオミクロンがとても流行っていますから、今週はまだ出さないような気がしますが。

2/10 日本リビング保証

第二四半期決算発表予定。ここは先週2/3に上期の上方修正を出したばかりなので、決算発表によって株価に影響は特にないと思う。

2/10 長栄

12月に上場したばかりなので、何もサプライズ起きないような気がする。

2/10 セレンディップホールディングス

第3四半期決算発表予定。

あと、下の資料の1番右端のフィナンシャルサービスを今後大きく拡大してかなりの利益あげたいとのコメントが1/17の社長説明コメントでありました。おそらく自己資金だけだと、買収のペースアップも限界があるので第三者資金を募集して企業買収に使いたいのだと思います。長期で資金を出したい投資家も今は多くいるでしょうし、もしセレンディップがセイムボートで自己資金も出すと言うのであれば、かなりお金を集めやすいだろうと思います。これを織り込んだ中期経営計画がもし出るとすれば、かなり強気な利益水準を示すと思うので、株価が上がる可能性もあると思います。(というか、ここはとにかく株価を上げたい経営者の会社ですから。)