(8/4)5月ごろから仕事が忙しくなり、しばらくブログを休んでいましたが、少しずつ再開していきたいと思います。
2022/5/6発表
以下の通り、ジェイエフイーの株3.9株を割り当てられることに。5/6終値1594円ベースで6216円。
感想
予想が的中したのは嬉しかったですが、買取価格は安すぎるなと思いました。私の先月の記事では、7500円位にならないかなと期待していました。プレミアムを30%位しかつけてくれないんですね、ジェイエフイー。ドケチです。
あとこれ、4月中旬ごろから株価の動きが不自然に上がってますし、おそらく情報が事前に漏れてたんでしょうね。(もし本当にそうならインサイダーで犯罪ですが)
他の2社は?
ここ以外のジェイエフイー親子上場解消可能性がありそうなのは、この記事でも以前に取り上げたジェコスと、ジェイエフイーシステムと2社かと思います。2社とも、60から70%を親会社が持っています。
JFEの動き方を見極める。読む。
今回の親子上場解消の動きから、以下のことを考えました。
- そもそものところで、やはりジェイエフイーは、世の中的なガバナンス強化の動きを受けて、上場子会社を再編する動きを取らざるをえなくなっている。この先も動くと思います。
- ジェイエフイーはクソせこい会社なので、買う予定の子会社ではあらかじめ、株価を押さえ込むために、弱気な業績予想や中期経営計画を出すなどする。(というか親会社から供給する鉄価格の水準設定で利益はそこそこ調節できる。) →ここの子会社株は長期保有には向かない。
- 子会社株買取の発表は、JFEホールディングスの決算発表と同時にやる。(インサイダーフリーになるタイミングだからかと。)
- 次の案件はすぐには動かない。なぜなら、例えばこの8月の第一四半期の決算発表で動く位なら、さすがに、3ヶ月前5/6にJFEコンテナーと一緒にやればよかったわけで。少なくとも1年位は開けるのでは。
- JFEコンテナの完全子会社がスムーズに進んだ(アクティビストから文句を言われたりもなかった)ので、次の案件を進める自信は強まったと考えられる。
- いろいろ目立ずにどさくさに紛れてやるためには、中途半端に四半期決算でやるよりは、本決算のタイミングでやるのではないか。
投資アイディア
- 次の完全子会社化のターゲットはジェコスだと予想。なぜなら、JFEシステムズは中期経営計画でそれなりに利益が伸びると示しており、つまり「株価を恣意的に下げる」セコい行動を発動しておらず、すぐには動かないと予想。一方で、ジェコスは弱い業績予想出している。
- 2023/5のジェイエフイーホールディングスの本決算の発表で、完全子会社化の発表があると一旦予想して、その少し手前で、ジェコスの株を大きく買っておく作戦をとる。
- 特に、2023/4月にジェコスの株価が妙に上がる感じが出ているときは、不届き者のインサイダーがこっそり買っている結果とも考えられるので、期待は大きいかも。
- その反面、ジェコスの株を今買って、今後数年単位で持とうとすると、JFEの企みでさらに株価を下げるアクションを取られるリスクがあり、4パーの配当金ごときでは取り返せない損をする懸念もある。
今回のアイディアはイベント狙いの投資手法になり個人的にはあまり好きなやり方ではありませんが、当たれば30%位儲かる反面、はずしてもそんなに損するような方法でもないので、来年の4月に遊び感覚でやってみようかなと思います。