先程の記事で、四半期ごとに偏りがあるように感じたので、ちょっと分析しようと思いまして、以下に四半期の数字を書き出します。
売上推移(百万円)
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | |
2021/3期 | 2754 | 2312 | 2825 | 2634 |
2022/3期 | 2222 | 2070 | 2696 | 3212 |
2023/3期 | 2345 | 2619 | 2951 | 3788 |
営業利益率推移
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | |
2021/3期 | 11.8% | 11.5% | 15.3% | 14.2% |
2022/3期 | 9.1% | 2.9% | 12.4% | 15.3% |
2023/3期 | 4.6% | 10.3% | 12.6% | 21.7% |
EPS推移
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | |
2021/3期 | 57 | 50 | 78 | 67 |
2022/3期 | 50 | 39 | 63 | 82 |
2023/3期 | 20 | 48 | 67 | 151 |
所感など
- 基本的には売り上げも利益率も、下期の方が良い。(売り上げが上がれば、当然利益率が上がるビジネスモデルではある)
- 2021/3期と2023/3期の2~3Qを比較すると、後者の方が、売り上げが大きいのに利益率が低い。これは、割の悪い仕事をたくさん受注していたと言うことになる。価格転嫁が進んでいなかったのだと考えられる。
- 2023/3期の4Qは売り上げがものすごく大きくなっているので、価格転嫁値上げ進展だけでなく、シンプルに利益率改善した(損益分岐点から大きく上にいけた)のもあるはず。
- 2022年に高井田工場が操業開始しているので、それが上乗せされていると言う可能性は十分にある。なお、生産能力はこの先も上げていく計画が既に走っている。八尾工場の新築や、高井田工場の倉庫棟など。
- しかし改めて、上の四半期数字(特に2023/3期の4Q)と今の受注残高考えると、下の今期予想ってデタラメに保守的だなぁと…年明けくらいにサプライズレベルの上方修正くるんじゃないかなぁ
- 8月半ばの第一四半期発表で失望売りとかされたら、もうちょっと買い増ししたいかな