松井証券の動画
以下の理由から東証スタンダード市場が1番堅調な傾向があるのではないかと言う分析動画。
- 2022/4の市場再編以降でスタンダードが一番高パフォーマンス(プライムとグロースより良かった)
- グロースと平均時価総額は大差ない
- グロース比で流動性が1/5程度しかない(当然プライムよりもはるかに低い)
- アナリストカバー率も非常に低い→機関投資家が買いにくい
- 信用買い残もグロースよりはるかに少ない→下値抵抗力強い
ちなみに
私の保有銘柄のうち、以下の銘柄はスタンダードでした。たしかにどれも地味&放置され系ですね…
- アルファパーチェス
- ヴィスコ・テクノロジーズ
- 守谷輸送機器
- 木村工機
(ジャパンワランティーサポートは東証グロース市場でした。まあここも、見栄えが悪くて放置され系ではありますが…)
さらに、今もっていない銘柄では、ビーイングHD、長栄、エフビー介護サービスもスタンダードでした。なんかもう、ほとんど全部やん。
なんというか、市場自体が、「株価が見直されるのを待って、長期保有・放置する」という戦略に向いてる、そのものな気がしますね。下値リスクも低そうですし。
株価が上がっていくためのカタリスト(相場を動かすきっかけとなる材料やイベント)は基本は「利益向上が実績として出てくることに起因した、見直し」になるかと。それ以外では、東証プライム市場への移行でしょうか。流動性が大きく上がるはずなので。ちなみにプライム移行のためのハードルは「流通株式時価総額100億以上」の条件がメインになってくると思いますが、上の4社はどこも主要株主が半分ぐらい株を保有しているので、なんとなく、時価総額で200億円を超える位で、東証プライムに移行できるイメージでしょうか。
まあ、果報は寝て待て、ですかね。
今後は、少し意識的に東証スタンダード市場の銘柄を探ってみたいと思います。