2/3の上方修正よりも若干上振れ
1株当たり利益が143円から149円に少しだけ上振れしました。まあこの会社らしい、保守的予想スタイルかと思います。
来期予想発表
以下の通りで、売上は10%の増収を見込んでいますが、純利益については小幅UPしか見込んでいません。しかしこの会社は、去年の同じ時期に、1株当たり利益88円の予想で、最終的に149円(予想+69%)で着地しましたから(売上は予想+3%)、利益については保守的に想定する傾向があるので、実際はもう少し取れるのではないかと思います。おそらく、新規に開設する施設の立ち上げで、すぐにフル稼働しなかった場合のバッファーを厚めに見ているのだと思います。仮にワーストケース=新規倉庫の利益0で想定すると、家賃だけが垂れ流されることになってしまうわけですが、去年の利益予想の保守的さからしても、おそらくワーストケースで見てるのではないかと。ちなみに、ある程度荷物の見込みがあるから新規倉庫を作ろうとしているはずなので、リーマンショッククラスの経済危機(お客さんがなりふり構わず全部キャンセルする事態)が起こらない限り、それはありえないと思います。
売上営業利益率について改めて見ると、2021年12月期でついに10%を越えてきたわけで、着実にスケールメリット・ドミナント効果がきいてきて、かつ効率化も上手にこなしているのだと思います。
いずれにせよ、14時の発表から株価は50円くらい上がる方向で反応しているので、良い決算発表だったと言って良いのではないでしょうか。
月次売上報告の開始
以下のような、売り上げ(営業収益)の月次開示を開始しました。オーナー企業だけあって、株主の方をよく見ているなと言う印象です。
新たに2拠点の開設を発表
以下の通り、新規投資についても着実に進展しているようです。
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