
白なら勝ち
最近アンビスの不正発覚?の巻き添えなのか、株価が1400円割る位まで落ち込んだりしていますね。CUCは不正していないのであれば、以下の理由から勝てる銘柄だと思ってます。
- 今の株価は、不正やってるかもしれないと言う不安感の織り込まれた水準と考えられる。
- 業界1位のアンビスや、パーキンソン病向けサンウェルズが、今回こけたので、今後の事業拡大に際して,競合が弱っているのは有利と考えられる。顧客(ホスピス入居者等)獲得競争だけではなく、新規物件の取得競争でも有利になってくると思う。
- そもそもシーユーシーはホスピス事業でたいして儲かってなくて,1番儲かっているのは、もともとの祖業である医療機関支援事業。ここの成長だけでもかなり有望。
白と思う理由①そもそもホスピスたいして儲かってない
CUCのホスピス事業の営業利益率は、以下の決算説明資料の通り、7.3%(1000÷13700)しかありません。会社全体の営業利益率は10.7%(5000÷46800)程度。本業の医療機関セグメントについては、20.5%(3600÷17550)。

で、CUCの営業利益率7.3%に対して、アンビスは以下の通り25%以上でずっと来てました。儲かり方が全く違いました。異次元。

サンウェルズも、ホスピスをやっておらず、パーキンソン病(しかも軽症の人が多い)の相手しかしていないのに、10%以上稼げていました。ちなみに老人ホーム業界って、最近はインフレで赤字だったり、調子の良い時も営業利益率5%位の会社が大半という業界です。

白と思う理由②不動産コストが全然違う
数年前のアンビスや、最近のサンウェルズって、不動産業界では、恐ろしく気前よく家賃を払ってくれる会社として有名でした。そうすることで、デベロッパーなどから「ウチで土地買って新築するので,借りませんか?」といった物件情報が山ほど集まってきて、急激な店舗拡大→売り上げ拡大を達成できてきたわけです。しかも、イマイチな物件に対して割高な家賃を払っていたと言うだけで、施設自体は部屋も狭く、立地も悪く、ひどいものが多かったです。まともな大手介護事業者、例えばベネッセとかだと一切見向きもしないような物件を多く借りてます。こんな風に、かなり雑な不動産経営をしてきたのに、利益率が業界内でぶっちぎりだった、私には,この辺にも怪しさ異常さが感じられていました。
その一方で、CUCって、基本的にはデベロッパーが作るような家賃クソ高い新築物件には絶対入らないし(だからデベロッパーから相手にされてないw)、こないだのノアコンチェルの買収のようなパターンだったり、家賃コストを安くすることを徹底しています。良い意味でケチな会社です。地に足がついている。
あと、日本ホスピスは新築によく入ってますけど、サンウェルズには家賃で勝てない会社というイメージでした。まあまともなんでしょうね。
例えば最近発表していた何物件か調べてみました。
- 武蔵中原→Googleストビューで見たけど築古、多分家賃激安
- 名古屋市緑区大高→新築だけど個人地主が昔から持ってる畑を活用(多分他の用途ダメとか?家賃は安いはず)
- 宮城県大崎市→ストビューで見たけど築古、多分家賃激安
- 京都の太秦→新築だけど地目は畑で地主がお寺。多分地域貢献的な感じ。家賃クソ安いはず。
こんな割安であろう物件ばっか入居してて、利益率がアンビスとかサンウェルズよりはるかに低いってのは,世間から非難されるような悪どい運営はしてないと思います。
ちなみに老人ホーム経営で、売り上げに占める家賃の比率は5%から10%位だと思います。アンビスとかサンウェルズはシーユーシーの2倍以上家賃に払ってると思いますから、シーユーシーと同じように経営した場合、営業利益率はほぼゼロになるはずです。何か悪い事してるから超儲かってんだろうなといつも思ってました。もしシーユーシーがアンビスとかサンウェルズみたいに悪どくホスピス経営やったら営業利益率30~40%いきそう。
ちなみにデベロッパーからすると,完成してから収益物件として資産家や機関投資家に売れないとダメなので,入居させる介護会社が大手・信用力の高い会社ほど望ましいわけですが,ここで「上場企業」という看板はすごくハクがつきます。サンウェルズはそういう面でも上場企業の信用を悪用してましたね。まだ工事中のPDハウスとか日本中にたくさんあるけど,絶対売れないから、デベロッパーの担当者は頭抱えてるでしょう。まあ会社の金だからぶっちゃけどうでもいいでしょうけどw ある意味、薄々詐欺とわかってても乗っからないと成績上がらないですからね,デベロッパーの担当なんて。
白と思う理由③そもそも本業が超儲かってる
上でも触れましたが、本業、メイン事業の医療機関支援ビジネスで、売り上げの38%位を占めていますが、そこが営業利益率20%以上あります。しかも毎年大幅成長している。
会社説明によると,ホスピス事業は、このメイン事業で生まれたキャッシュフローを活用して、隣接する事業を始めてみたと言うものです。ホスピス事業は、売り上げに占める比率は29%で、営業利益率は7.3%。
普通に考えて、サブの位置付けのホスピス事業で悪いことをして、後々バレて大問題になったときに、ドル箱であるメイン事業(医療機関支援事業)のお客さんが離れていくと大損害ですよね。そんな頭の悪い感じで、危ない橋渡りますかね。
白と思う理由④普通にやれば他社に勝てるポテンシャル
CUCは本業で医療機関支援事業をやっているので、そのルートでホスピスの入居者を誘致することが有利にできます。エムスリーの子会社という信用もありますし。アンビスは業界1位なのにそんなことはできません。もちろん他の2位以下のホスピス会社もできません。アンビスは、お客さんを誘致するために、地域の医療機関にものすごく気を遣っていると言うこともよく聞きます。ホスピスビジネスの1番肝心なポイントなんだと思います。
何回も書いてますが、それだけ有利なのに、利益率ではアンビスとサンウェルズに負けてます。
懸念点
この先、アンビスとサンウェルズ以外にも、不正が発覚するホスピスはどんどん出てくると思います。明らかにおかしいところたくさん知ってますので。なんでそんなに高い家賃払ってて、めちゃくちゃ儲かってるの?っていうところ、たくさんあります。
その辺の不正発覚のタイミングで、業界全体が怪しいと言う感じになって、最近のように巻き込まれ感の株価下落が起こる可能性はあると思います。
あと、厳密に言うと、大きな組織なので、どこかの現場で一部のスタッフ不正が発覚するとかの可能性はゼロではないと思います。まぁそれって、世の中のどんな業界でもある話だと思います。三菱UFJが貸し金庫の中身盗んでたとか、野村証券の営業が客から金盗んで家に火をつけたとか、生保レディーが何十億円も金を騙し取ってたとか。最近のデリケートなタイミングで、そういうニュースがアンラッキーな形(ここもサンウェルズとかみたいに極悪会社なんじゃないかと言うトーンで報道されるなど)で出てくると、株価が暴落する可能性はあると思います。
しかしまあ,一口に不正といっても、程度にものすごく幅がありますよね。軽いものだと、ミスで数回請求しすぎとか。サンウェルズみたいに組織ぐるみでことごとく虚偽請求しまくってたようなのは、不正というかもはや組織犯罪でしょうし。
グロースが弱いのもある?
以下のチャートの通り、グロースは例えばスタンダードと比べてだいぶ弱いです。スタンダードに属するであろうアルファパーチェスや木村工期、守谷輸送機あたりは、株価は好調です。このへんも影響あんのかも。

