色々ありましたね〜
前回の記事は2023年の3月25日でした。それから約一年半。とてもいろんなことが起こっています。1つずつ振り返っていきたいと思います。
2023/11 親会社JBRがMBO
62%持ってる親のJBR、MBKパートナーズと言うファンドと組んでMBOしてしまうんですよね。ちなみにこの時の株主構成が非常に面白い。JBR筆頭株主の榊原社長は28.56%、光通信は22.02%(共同所有分などを含む)、伊藤忠商事は3.04%の保有株(3者合計で53.62%)なんですよね。発表の時点で、光通信と伊藤忠商事は同意している。で、あらかじめ53.62%を抑えているので、特段問題なく成立でした。…ん?光通信??
2024/2/8絶好調1Q発表
見事な決算発表します。スタートダッシュ成功と自画自賛しちゃってます。株価は5000円を超えて推移します。
2024/5/9大事件。ヤマダ電機に切られる
衝撃のニュースが出てしまいます。最重要顧客のヤマダ電機に切られてしまいます。しかし、このニュースだけでは、急に業績悪化するわけでもなく、新規を頑張ってとればいいだけなので、まぁ何とかなりそうな雰囲気もありました。しかし、株価は今思うと、ここがピークでした。2月から上がりっぱなしだった株価は、5/8に上場来最高値5920円を記録しています。ちなみに、ヤマダ電機は自前でこの商売を始めるようでした。えらい儲かる商売と言うのがよくわかったんでしょうね。さすが。
2024/5/24大事件②。庄司社長が辞めてしまう
私はここで逃げ始めました。カリスマがいないと、さすがに無理だろうと。私は庄司信者だったので。あと、もしかして2023/11からの新しいオーナーと揉めたのかな?とかいろいろ想像してしまいました。(もちろん真相は今でもわかりません。)
2024/5/13から光通信が買い始める。
なんでこのタイミングなんだろうと言うのは、ずっと考えてしまうんですよね。5月9日にヤマダ電機に切られたと言うニュース。5月24日に庄司社長がいなくなったと言うニュース。まあたしかに5/13から株価は3000円台に突入したんですけど。
ちなみに以下の資料は、初めて大量保有報告書(5.06%)を出したときの一覧からの抜粋ですが、このときの平均取得単価は3580円位です。ずっと5000円を超えて推移していたこの銘柄が、この単価で買えるのは十分割安と考えたのでしょうか。てか、庄司さん辞めた5月24以降に買ってる株数が増えてるんですよね。(私はここから結構売りました。) 単純に「株価が安いと買う」と言う意思決定をしている感じがあります。どうなんでしょう。庄司さん退任度外視?いや、もしかすると…知ってたり?
2024/8/8 まあまあの3Q決算
今思うと2Qまでの勢いは無いものの、それでも十分に良いと評価できるような決算発表が出ていました。ちなみに、株価は8/5の植田ショック、ブラックマンデーで暴落してます。
2024/9/2光通信が追加取得5.06%→6.09%
7/2~8/26にかけて買い増し。平均単価が3580→3380に下がる。てか、ブラックマンデーの8/5~6でガンガン買ってるのはさすがだなぁと。
2024/10/28光通信が追加取得6.09%→7.59%
8/26~10/22にかけて追加取得。取得単価が3380→3275まで下がる。どんどんナンピンしてますね。株価としては、3000円を割っているから、どんどん買っていこうという感じだったのでしょうか。
2024/11/11クソ来期予想
今回問題のクソ決算が出る。ちなみにクソなのは来期予想。まさかの減益シナリオ。これで株価が2400を割る。
さあ、どうなるか。
とりあえず光通信はどうするんだろう?まぁもし一層の買い増しするなら、じきに大量保有報告書が出るので、そこで分かりますが。
ちなみに私は今の2400円前後の株価を激安だと考えています。理由は以下の通り。
- ピーク(5920円、5/8)から半値以下になってる。
- 2つのビッグネガティブニュース、ヤマダ電機解約(5/9)と、庄司社長退任(5/24)を見た後でも、3000~3500あたりで推移したこの株を、偉大なる光通信が買い増し続けている。
- 2023/2のストックオプション付与のときの権利行使価格が2400円ちょいだった。2024/5に多少のご不幸が2件あったとはいえ、2400円はボトム的プライス。
あと、なんか今回の弱気の予想、何かいろいろ違和感あるんですよね。JBR、なんか魂胆あるかも??(あくまで妄想です。)
- なんか妙に弱気。少なくとも、「これまで超強気だったのを、標準的な予想に戻しただけなんです」と言い張る位しかできないはず。てか、2023/2のストックオプションは今回の予想通りだと発動しませんからね。新社長、最初からそこ完全に諦めんの??なぜ??JBRはそれに対してなんでなんも言わないの?
- 光通信は親のJBRと全く知らない仲ではない。2023/11にJBRがMBOするときに、22%持ってて、事前に水面下で打診を受けて応諾した経緯がある。そして、JWSを買い始めたのは2024/5から。
- 2023/11までは、JBRにとってのJWSって、超絶有能マンの庄司社長が考え出した有望なビジネスに出資してあげて、彼のモチベーション(ニンジン)のために(親子)上場にしてストックオプション持たせてあげたと言う関係性であったわけだけど、2023/11にJBRは創業者も抜けて、考え方がいろいろ変わった可能性はありますね。前のオーナーと違って、MBKパートナーズは親子上場すごく嫌なのかも?
- てか、MBKがJBRを再上場させたいなら、JWSが親子上場になってしまうのは微妙な気がしますね。100%子会社にしておきたくなる気がする。
- JBR創業者の榊原さんのインタビュー記事を読むと、親子上場がマーケットからのマイナス評価の原因になるかもとか言う細々とした事はあまり考えないタイプに見えるし、単に、庄司さんのチャレンジをサポートして、自分も儲けようと言う、シンプルなビジネスパートナーシップ関係でこれまでやってきただけなんだろうな、と言う印象。2023/11にJBRから榊原さんはいなくなっているので、そのへんの関係が変化してもおかしくはない。