JFEコンテイナー(5907)の株価考察

JFEコンテイナーとは

四季報によれば、JFEのグループ会社で、ドラム缶で首位級、石油・科学業界向け多い。中国拠点強化、高圧ガス容器も展開。とのこと。

将来性のありそうなトピックスとしては、高圧水素容器の開発もしていると言うことです。

割安感

とても安定感のある事業ですが、鉄鋼価格の急上昇の影響で、来年度は利益が3割ほど下落する見込みです。しかし株価も3割ほど落ちたのでPER的には変わっていません。いずれ鉄鋼価格と合わせて業績も戻るだろうと考えると、今買うのは比較的有利かと思います。

JFEが子会社再編を検討している?

四季報にジェイエフイーが子会社再編を検討していると言う記載があります。最近親子上場が解消される事例(TOB)が増えていますが、それを淡い希望として持って、ジェイエフイーグループの親子上場している会社の株を買っておくことは、1つのアイディアとして面白いのではないでしょうか。TOBのプレミアムは、たいてい大体30%位なので、爆発的なアップサイドは見込めませんが。

ちなみにこの会社が昨年出した中期経営計画では、とても保守的な成長見込みが記載されていました。うがった見方をすれば、TOBに備えて株価を押さえておこうと言う意図、魂胆があるのかもしれません。

またジェイエフイーは、最近の鉄鋼価格の高騰により、来年再来年はとんでもない高額の利益が出る予定なので、キャッシュは余る見込です。それがTOBに回る可能性もなくはないと思います。

買いか?

まあ、チャートの形的に、4000位まで落ちれば少し買ってもいいかなと思います。半年位放置すれば5000円ぐらいには戻るのではないでしょうか。

エミン氏の目をつけたタイミングは、少し早すぎたようです。